いつかの未来へ
光の射し込む窓辺
哀しみに蝕まれた一人の少女
穏やかな風は琥珀色の髪を揺らし
柔らかな風は小さな頬に触れる
優しい風は澄んだ旋律を奏で
暖かな風は春の薫りを運ぶ
少女の碧い瞳は外を見つめて
新芽の織りなす緑を見つめて
窓辺に降り立つ一人の天使
その光は少女を包み
その哀しみから解き放つ
その羽根は少女を包み
その永遠から解き放つ
微笑みを取り戻した一人の少女
悠久の刻を終えた少女は
まだ見ぬ未来へ歩み始める
光と羽根に導かれて
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あとがき
1年ぶりに公開することとなりました(怠けすぎですね)
前回のが、詩と言うには程遠いものだったので早く次のを出したかったのですが、
「まだいいか」と、ここまで引きずって来てしまいました(笑)
ですが、今回も明るいと言うよりは哀愁漂う感じになっていて、
いつになったら明るいのが書けるんだ自分、なんて思ったりしてます。
そして、お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、
これはAS〜エンジェリックセレナーデを基に作成したように見えます。
実際は参考にした覚えは無いのですが(笑)
でも、今回は自分でも納得のいく出来なので、自分の画力がもっと向上したら
イラストにでもしてみようと思います。